ローマングラスとはローマ帝国時代にその地域で作られガラス製品の事。約1600~2000年もの間土の中に埋まり土壌の成分と化学反応を起こしたのが「パティナ」または「銀化」と呼ばれる現象で、虹色に輝く付着物がガラスの表面を覆っています。

元々は瓶や食器などの一部でした。ですので小さな破片になってもなお、その名残をとどめているものが多くあります。どんな形をしていたのかな？どんな風に使われていたのかな？と思いを馳せてみるのもロマンです。

心惹かれるものがあれば、それはもしかしたら遠い昔の記憶かもしれません。是非そんな特別な感覚を楽しんでみてください。人の手で創られたものが、途方もない時間をかけ自然の力で変化してきた、そんな事を考えると不思議な気持ちになります。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

ペンダント用貫通穴有り

サイズ： 約 21 mm x 18 mm x 5.8 mm
重さ： 1.99 g
産地：アフガニスタン


------------------------------------------

▶︎ 取り扱いの注意点 ◀︎
ローマングラスはガラス製品ですのでお取り扱いには十分にご注意ください。銀化しているものをジュエリーなど身につける状態の作品にする場合には、着用時の摩擦でパティナが剥がれますので、銀化の美しさを長く保つためにコーティングを施してしてからお使いいただくことをお勧めしています。本物と偽物を見分ける方法として、水につけてパティナが消えれば本物(乾くと元に戻る)、という判断方法がありますが、コーティング後はその方法が使えませんのでご理解の上お作りください。


♦自然光での撮影♦
商品は全て自然光の元で撮影しています。それが石が一番美しく見える状態であり、またお客様が実際にご覧いただく環境となるべく誤差をなくす為です。撮影環境により画像の色味がその都度異なる為、調整程度の加工は施しておりますが、その他の画像処理は一切しておりません。ですがご覧いただく機器によって色味が少々異なって見える場合がございます、ご了承ください。